タイトルコード |
1000100133270 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本人の文革認識 |
書名ヨミ |
ニホンジン ノ ブンカク ニンシキ |
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歴史的転換をめぐる「翻身」 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
福岡 愛子/著
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著者名ヨミ |
フクオカ アイコ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
新曜社
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出版年月 |
2014.1 |
本体価格 |
¥5200 |
ISBN |
978-4-7885-1363-1 |
ISBN |
4-7885-1363-1 |
数量 |
456p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
319.1022
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件名 |
日本-対外関係-中国-歴史
中国文化大革命(1966〜1976)
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注記 |
文献:p429〜441 関連年表:p442〜445 |
内容紹介 |
中国の文化大革命に対する認識が、日本でどのように形成されその後どのように変容したかを、主として、国交正常化前後の「日中」に関わり文革期の中国にコミットした人々の語りをもとに記述する。 |
著者紹介 |
1950年新潟県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。同大学大学院人文社会系研究科研究員。博士(社会学)。著書に「文化大革命の記憶と忘却」など。 |
目次タイトル |
序章 歴史の転換に伴う問題的情況にどう迫るか |
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第Ⅰ章 「翻身」をキーワードとする分析枠組み |
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一 本書の対象と方法 二 本書における「翻身」とは 三 責任の問い方や主体観をめぐる問題 四 「転向」から「翻身」へ |
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第Ⅱ章 戦前世代の青年期における根源的・個人的変化 |
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一 第一世代の知的エリート 二 第二世代の敗戦体験 三 戦後における中国認識の転換 |
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第Ⅲ章 日中復交をめざす政治としての文革認識 |
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一 新中国に対する強い不信と警戒 二 中国認識転換の政治的・経済的要因 三 転換後の中国認識に規定された文革認識 四 その後の言論活動の変化 |
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第Ⅳ章 メディアにおける政治としての文革認識 |
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一 戦前の記憶における中国と文革認識 二 朝日新聞記者としての中国観と文革認識 三 「林彪事件」と日中国交正常化 四 元北京特派員の回想における弁明と自負 |
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第Ⅴ章 革命理論・思想としての文革認識 |
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一 毛沢東思想研究者・文革論者としての新島淳良 二 「文革礼賛派」との訣別とコミューン幻想の帰結 三 革命後継者たちの文革現地体験 |
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第Ⅵ章 運動としての文革認識 |
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一 日中友好運動を通した文革認識 二 斉了会の学生訪中団派遣運動を通した文革認識 三 「中帰連」の分裂と再統一を通してみる文革認識 |
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第Ⅶ章 「六〇年代」の学生運動と文革認識 |
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一 学生運動における文革認識 二 ノンセクト学生にとっての一九六〇年代と文革認識 |
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終章 文革認識の語り方と「翻身」の意味 |
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一 各章の小括を通してみる「翻身」の比較事例のまとめ 二 共時的・通時的分析軸に沿った「翻身」の比較分析と考察 |