タイトルコード |
1000100213448 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
平安時代の対外関係と仏教 |
書名ヨミ |
ヘイアン ジダイ ノ タイガイ カンケイ ト ブッキョウ |
叢書名 |
歴史科学叢書
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言語区分 |
日本語 |
著者名 |
手島 崇裕/著
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著者名ヨミ |
テシマ タカヒロ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
校倉書房
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出版年月 |
2014.9 |
本体価格 |
¥10000 |
ISBN |
978-4-7517-4550-2 |
ISBN |
4-7517-4550-2 |
数量 |
368p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.36
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件名 |
日本-歴史-平安時代
日本-対外関係-アジア-歴史
仏教-歴史
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内容紹介 |
平安時代の日中交流を担った渡海僧侶、特に、北宋へと渡った入宋僧を素材として、前後の時代の渡海僧との対比から、中国聖地を目指して渡海した“巡礼僧”と一括して定義付けられてきた入北宋僧の性格・役割を再検討する。 |
著者紹介 |
1977年生まれ。福岡県出身。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(比較文学比較文化)博士課程修了。博士(学術)。韓国慶煕大学校外国語大学日本語学科助教授。 |
目次タイトル |
序章-本書に関わる研究史の整理と検討課題の確認を中心に |
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第一節 平安時代の対外関係と仏教 第二節 本書の構成と内容 |
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第一章 入宋僧の性格変遷と平安中後期朝廷 |
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第一節 天皇-朝廷の対外交渉権から見た入宋僧の性格変化 第二節 入宋僧の「密航」をめぐって |
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第二章 平安中期の対外交渉と摂関家 |
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第一節 摂関家独自の対外交渉を支える社会の構造について 第二節 摂関家独自の対外交渉と入宋僧 |
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第三章 東アジア再編期の日中関係における仏教の位置・役割について |
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第一節 僧侶の入宋と皇帝面見が帯びる公的側面をめぐって 第二節 中国仏教の社会的展開から見た入宋僧《厚遇》の意義 第三節 奝然師弟の担ったもの 第四節 五臺山巡礼・供養の管理・統制 |
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第四章 日本-北宋の仏教交渉と摂関期仏教の展開 |
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第一節 宋の度牒と日本の度縁 第二節 日本-北宋仏教交渉の基調と摂関期仏教への影響・反動 |
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第五章 入宋僧寂照の飛鉢説話再考 |
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第一節 従僧念救を介した度縁申請の意義 第二節 《求法》僧と本朝の恥意識 第三節 『続本朝往生伝』飛鉢譚と大江匡房の対中華意識 第四節 『今昔物語集』における飛鉢の場の変化 |
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第六章 成尋と後続入宋僧の聖地巡礼-往生をめぐって |
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第一節 成尋の中国聖地巡礼と往生 第二節 成尋のあとを追った僧侶達 第三節 入宋僧の活動を支える社会的背景 |
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第七章 入宋僧と三国世界観 |
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第一節 インド観の展開と入宋僧の果たした役割 第二節 入宋僧の言動に見る五臺山の観念化・虚像化 |
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終章-総括と展望、さらなる課題 |