タイトルコード |
1000100358994 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
豊臣政権の権力構造 |
書名ヨミ |
トヨトミ セイケン ノ ケンリョク コウゾウ |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
堀越 祐一/著
|
著者名ヨミ |
ホリコシ ユウイチ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
吉川弘文館
|
出版年月 |
2016.3 |
本体価格 |
¥8500 |
ISBN |
978-4-642-02929-2 |
ISBN |
4-642-02929-2 |
数量 |
8,279,8p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
210.48
|
件名 |
日本-歴史-安土桃山時代
|
個人件名 |
豊臣 秀吉 |
内容紹介 |
全国統一後、秀吉はいかに家臣を編成し、秩序を形成したのか。官途叙任と氏姓授与に着目し、身分序列のあり方を問う。また秀次事件や「五大老」「五奉行」という呼称の検討から、秀吉没後も視野に含めた権力構造を解明する。 |
著者紹介 |
1966年茨城県生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了。同大學兼任講師。博士(歴史学)。 |
目次タイトル |
序章 |
|
一 本書の課題 二 本書の構成 |
|
第一部 豊臣権威の確立と大名序列の形成 |
|
第一章 豊臣期における武家官位制と氏姓授与 |
|
はじめに 一 秀吉による木下名字授与 二 羽柴「家中」の編成原理 三 豊臣姓創出とその意義 四 豊臣期武家官位制の特質 おわりに |
|
第二章 豊臣政権の支配秩序 |
|
はじめに 一 清華成大名をめぐる諸問題 二 清華成大名創出の理由 三 清華成大名の政治的地位 おわりに |
|
第二部 「太閤・関白体制」期における政治権力構造 |
|
第一章 文禄期における豊臣蔵入地 |
|
はじめに 一 関白任官以前の秀次領 二 「関白蔵入地」の成立 三 太閤・関白「並立」体制と豊臣蔵入地 おわりに |
|
第二章 太閤・関白間における情報伝達の構造 |
|
はじめに 一 太閤権力から関白権力への命令・情報伝達 二 関白権力から太閤権力への情報伝達 三 太閤・関白間における木下吉隆・駒井重勝の役割 おわりに |
|
第三章 秀次事件をめぐる諸問題 |
|
はじめに 一 羽柴秀保の病死と秀次事件 二 「五大老」成立時期に関する議論 三 「二大老」制について おわりに |
|
第三部 「五大老」・「五奉行」の成立と政治権力構造 |
|
第一章 豊臣「五大老」・「五奉行」についての再検討 |
|
はじめに 一 「奉行」・「年寄」の呼称を用いている史料 二 「五奉行」を「奉行」とする史料 三 「奉行」呼称の相違の理由 おわりに |
|
第二章 知行充行状にみる豊臣「五大老」の性格 |
|
はじめに 一 「五大老」連署による知行充行状 二 徳川家康単独による知行充行状 三 「五大老」権力の実態 おわりに |
|
第三章 豊臣「五奉行」の政治的位置 |
|
はじめに 一 「五奉行」に関する研究史 二 「五奉行」と豊臣蔵入地 三 「五大老」の知行充行と「五奉行」 おわりに |
|
補論 「毛利家文書」に残る二通の起請文前書案 |
|
はじめに 一 起請文前書の内容 二 起請文前書の作成過程 三 二通の起請文前書の関係 おわりに |
|
第四部 関ケ原合戦とその後の情勢 |
|
第一章 関ケ原合戦と家康の政権奪取構想 |
|
はじめに 一 家康と三成の政治抗争 二 家康専制の確立 三 三成の挙兵と「五奉行」復帰 おわりに |
|
第二章 「豊臣体制」の解体過程 |
|
はじめに 一 「豊臣体制」の定義 二 徳川権力の形成と官途推挙 三 豊臣武家官位制の改変 おわりに |
|
補論 豊国社臨時祭にみる徳川・豊臣の関係 |
|
はじめに 一 豊国社臨時祭の準備段階 二 臨時祭十四日の状況 三 臨時祭十五日の状況 四 臨時祭を見物した人々 おわりに |
|
終章 |
|
一 豊臣権威の確立と支配序列 二 豊臣政権の政治権力構造 三 「五大老」・「五奉行」体制の特質 |