タイトルコード |
1000100974408 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
現代官僚制の解剖 |
書名ヨミ |
ゲンダイ カンリョウセイ ノ カイボウ |
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意識調査から見た省庁再編20年後の行政 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
北村 亘/編
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著者名ヨミ |
キタムラ ワタル |
出版地 |
東京 |
出版者 |
有斐閣
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出版年月 |
2022.3 |
本体価格 |
¥3800 |
ISBN |
978-4-641-14940-3 |
ISBN |
4-641-14940-3 |
数量 |
13,228p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
317
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件名 |
官僚
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注記 |
文献:p211〜221 |
内容紹介 |
政治主導の強化の中で、現代日本の官僚たちは、日常業務や組織運営、政治や政策課題に対してどのような認識を抱いているのか。約20年ぶりに実施された包括的な官僚意識調査から多面的に分析する。 |
著者紹介 |
1970年京都府生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。大阪大学大学院法学研究科教授。著書に「政令指定都市」など。 |
目次タイトル |
第1章 省庁再編後の日本の官僚制 |
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1 2000年代の統治機構の変容 2 データから見た政府を取り巻く環境の激変 3 官僚サーヴェイを用いた先行研究の理論的検討 4 本書の構成 |
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第2章 政策選好で見る官僚・政治家・有権者の関係 |
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1 はじめに-三者の関係を政策選好で見るということ 2 官僚・政治家・有権者の距離 3 官僚と有権者の距離を決める要因 4 政治家と官僚の距離を決める要因 5 おわりに-あらためて民主制とは何かを考える |
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第3章 官僚の目に映る「官邸主導」 |
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1 はじめに-本章の目的 2 執政中枢の構造と運用 3 官僚から見た官邸主導体制 4 おわりに-現代日本政治における官邸主導と官僚制 |
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第4章 政策実施と官僚の選好 |
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1 はじめに-公共政策と官僚の選好 2 最大動員と政策実施体制 3 省の政策推進とその実施体制の選択 4 政策実現のためのアクターの理解 5 おわりに-次なる研究課題に向けて |
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第5章 なぜデジタル化は進まないか |
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1 はじめに-公務員は業務の機械による代替を望むか? 2 情報通信技術の導入と官僚制 3 機械による業務の代替 4 分析データ 5 おわりに-得られた知見と今後の課題 |
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第6章 2019年の中央官庁の地方自治観 |
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1 はじめに-官僚たちは地方自治体をどのように見ているのか? 2 理論的検討 3 データ 4 おわりに-まとめと含意 |
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第7章 官僚のパブリック・サービス・モチベーションと職務満足 |
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1 はじめに-官僚のPSMと職務満足 2 PSMと職務満足度を捉える 3 PSMと職務満足度,情緒的コミットメント,離職意思の関係 4 近年に指摘されている諸要因とPSM,職務満足度 5 おわりに-まとめと含意 |
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第8章 何が将来を悲観させるのか |
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1 はじめに-問題の所在 2 文脈と先行研究 3 何がリーダーシップに対する不満を生むのか 4 おわりに-緊縮時代におけるリーダーのディレンマ |
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第9章 官僚にワーク・ライフ・バランスをもたらすものは何か |
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1 はじめに-なぜ官僚のワーク・ライフ・バランスが大切なのか 2 官僚のワーク・ライフ・バランスはどこまで解明されているか 3 データから浮かぶ官僚のワーク・ライフ・バランス 4 官僚の読書,官僚の会食 5 おわりに-ワークとライフを考慮するマネジメントの重要性 |
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第10章 日本の官僚制はどこに向かうのか |