タイトルコード |
1000100585517 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
日本の朝鮮植民地化と親日「ポピュリスト」 |
書名ヨミ |
ニホン ノ チョウセン ショクミンチカ ト シンニチ ポピュリスト |
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一進会による対日協力の歴史 |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
ユミ・ムン/著
赤阪 俊一/訳
李 慶姫/訳
徳間 一芽/訳
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著者名ヨミ |
ユミ ムン アカサカ シュンイチ リ ケイキ トクマ ハジメ |
著者名原綴 |
Moon Yumi |
出版地 |
東京 |
出版者 |
明石書店
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出版年月 |
2018.1 |
本体価格 |
¥6500 |
ISBN |
978-4-7503-4617-5 |
ISBN |
4-7503-4617-5 |
数量 |
516p |
大きさ |
20cm |
分類記号 |
221.05
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件名 |
朝鮮-歴史-李朝時代
朝鮮-対外関係-日本-歴史
一進会
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注記 |
原タイトル:Populist collaborators |
内容紹介 |
20世紀初頭の大韓帝国で対日協力に傾斜し、1910年の日韓併合直後に日本から切り捨てられ解散した組織・一進会。その歴史を詳細に追い、民衆の反官僚意識に立脚した親日「ポピュリスト」として分析する。 |
著者紹介 |
ハーバード大学博士。スタンフォード大学准教授。 |
目次タイトル |
序論 |
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植民地状況下における協力 朝鮮の改革者たちと大日本帝国 一進会-ポピュリスト的な協力者 方法論と史料に関して |
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第1章 朝鮮の改革者たちと朝鮮末期という時代 |
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朝鮮王朝末期における国家=社会関係 朝鮮王朝末期の危機とエリート改革者たち 一八九四年の東学農民反乱と農民による執綱所 独立協会と民衆の示威運動という新しい文化 対決への道-国王の権力と民衆の抗議 |
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第2章 民衆と外国人 |
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外国勢力と協力する蜂起者たち-黄海道におけるカトリック信徒の抗議 反西洋の抗議-平安道の鉱夫たち 変貌する東アジア秩序と汎アジア主義の出現 東学の指導者たちの親日的親改革的転向 西洋の勃興と汎アジア主義の成長 |
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第3章 驚くべき軍事行動 |
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戦争の進展と一進会の勃興-北西部諸道 国政における一進会の台頭-『大韓毎日申報』の報告 高宗による一進会の抑圧と大安門事件 日露戦争中における日本の戦争物資調達と一進会 一進会の出現に対する朝鮮人および日本人の反応 |
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第4章 自由と新しい外見 |
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新しい外見の権威を求めて-断髪儀式 『独立新聞』の遺産と一九〇四年八月の一進会趣旨書 従属を通しての独立-一九〇五年の一進会宣言 一九〇七年の一進会の提案-象徴皇帝と立憲君主制 政治統合の理論-一九〇九年の一進会による合邦請願 樽井藤吉の影響-大東亜同盟 人民の諸権利と国家主権-一進会の反対者たち 幻想-「人民の同盟」としての帝国 |
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第5章 ポピュリストの抗争 |
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光武政府の租税政策 江辺において商人を動員すること-雑税の廃止 公土における小作人の抵抗を指導する 軍田における抗議 公土を一進会の学校に付け替えること 一進会による租税抵抗運動の政治的影響 |
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第6章 地方社会をひっくり返す |
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政治的迫害-旧地方エリート対新しいポピュリスト 平安道 地方社会における政治的な分断-龍川郡の場合 忠清道 一進会ポピュリズムの限界 |
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第7章 権力に盲従する決断 |
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一進会の改革と日本の「特権」-一九〇四年から一九〇七年 統監府の財政政策 一進会と経理院の和解の事例 一進会に公的な地位を与えよとの主張-黄海道の場合 租税行政への一進会の介入に対する日本の反対 地方における現状の固定化と伝統的な国家-地方間ネットワーク 一進会の指導者たちの取り込みと日本人顧問内田良平 一進会の崩壊と地方の一進会会員たちによるデモ 朝鮮人が役人になる基準-親日と二級の地位 純宗による国内巡幸-日本と旧エリートとの和解 |
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結論 |