タイトルコード |
1000100319986 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
金融危機とバーゼル規制の経済学 |
書名ヨミ |
キンユウ キキ ト バーゼル キセイ ノ ケイザイガク |
|
リスク管理から見る金融システム |
言語区分 |
日本語 |
著者名 |
宮内 惇至/著
|
著者名ヨミ |
ミヤウチ アツシ |
出版地 |
東京 |
出版者 |
勁草書房
|
出版年月 |
2015.9 |
本体価格 |
¥4800 |
ISBN |
978-4-326-50411-4 |
ISBN |
4-326-50411-4 |
数量 |
19,394p |
大きさ |
22cm |
分類記号 |
338.3
|
件名 |
銀行
金融政策
|
注記 |
文献:p373〜385 |
内容紹介 |
金融危機と金融・決済システム問題をミクロの視点から分析した、元日銀局長による体験的プルーデンス政策論。国際基準の背後にある立案者たちの思考回路を解説し、インセンティブ構造を踏まえた制度設計を示す。 |
著者紹介 |
1958年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業(国際関係論専攻)。お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所客員教授(金融論、国際金融論、女性リーダー論)。 |
目次タイトル |
第1章 金融危機とレギュラトリー・アービトラージ |
|
第1節 金融危機の概要 第2節 金融危機におけるレギュラトリー・アービトラージ 第3節 レギュラトリー・アービトラージの「進化」 第4節 金融危機における証券化の動向 第5節 証券化商品のリスク特性とレギュラトリー・アービトラージ 第6節 2004年の規制面での動き 第7節 教訓と残る疑問 |
|
第2章 リスク管理と監督機能 |
|
第1節 統合的リスク管理と金融機関内部のインセンティブ構造 第2節 証券化のリスク管理 第3節 報酬規制とリスク・アペタイト・フレームワーク 第4節 金融革新と監督能力 第5節 金融危機以前のプルーデンス政策の枠組み 第6節 市場規律の過信と監督の機能不全 |
|
第3章 レポ市場と流動性リスク |
|
第1節 米国レポ市場の概要 第2節 レポ市場における金融危機の伝播・拡散 第3節 トライパーティ・レポ市場の問題点 第4節 米国のトライパーティ・レポ市場の改革 第5節 投売りと流動性リスク |
|
第4章 OTCデリバティブ市場の改革と清算機関(CCP) |
|
第1節 OTCデリバティブ市場と金融危機 第2節 CCPの機能とリスク管理 第3節 CCP義務付けの功罪 第4節 CCPのロス・アロケーション |
|
第5章 プロシクリカリティと規制,会計ルール |
|
第1節 プロシクリカリティ対策のアジェンダ 第2節 引当とプロシクリカリティ 第3節 プロシクリカリティと公正価値会計 第4節 リスク感応的な自己資本規制とプロシクリカリティ 第5節 日本の不良債権問題とプロシクリカリティ |
|
第6章 マクロプルーデンス政策の見直し |
|
第1節 曖昧な「マクロプルーデンス」の概念 第2節 マクロプルーデンスはどこで間違ったか 第3節 学界のマクロプルーデンス批判とBISのトーンダウン 第4節 イングランド銀行の反論 第5節 IMFのマクロプルーデンス規制の正当化 第6節 各種のマクロプルーデンス規制の評価 第7節 マクロプルーデンス的なモニタリング 第8節 マクロプルーデンスの功罪 |
|
第7章 金融システム改革のこれから |
|
第1節 危機後の金融システム改革の評価 第2節 金融システム改革が目指すべき方向 |